瞑想Hack

32歳で国家公務員をやめて自由になったパオが、”瞑想ライフハック”を実践するブログ

アメリカでマインドフルネスを学びたい!資格を取りたい!おすすめはこの3つ

【スポンサーリンク】

f:id:pao-elephant:20190404172111p:plain

マインドフルネスの本場であるアメリカで、「マインドフルネスの指導を受けたい」「資格を取りたい」と思ったら、どこに行けばいいの?専門家がおすすめする大学・教育機関を3つご紹介します。

 

 

 

 

 

はじめに

f:id:pao-elephant:20181212124252j:plain

 

うつ病や不安症が珍しくなくなった今、メンタルヘルスへの関心はますます高まるばかりです。

 

 

そんな中、注目を集めているのが「マインドフルネス」。

 

 

マインドフルネスとは、「今現在に起こっている体験に注意を向けること」です。

 

 

瞑想ヨガなどの実践を通じて、雑念や妄想にとらわれない心の状態を作り上げ、ストレスや不安を低減させていきます。

 

 

もともとは伝統的な仏教の瞑想法から来ていますが、宗教色は排除され、信仰の有無にかかわらず誰もが取り組むことのできるメソッドとなっています。

 

 

マインドフルネスを語る上で欠かせないのが、マサチューセッツ大学メディカルスクール名誉教授のジョン・カバットジン博士

 

 

彼が開発した「マインドフルネスストレス低減法MBSR: Mindfulness-based Stress Reduction)」という8週間のプログラムは特に有名で、その効果については数多くの研究論文で言及され、科学的な裏付けが進んでいます。

 

 

MBSRは日本で学ぶこともできますが、やはり本場はアメリカ

 

 

MBSRの指導を受けてみたい、本格的に学んで資格をとってみたいという場合には、アメリカに行った方が良いです。

 

 

このエントリでは、アメリカでMBSRを学びたい場合におすすめの大学・研究機関を、3つご紹介します。

 

 

先日東京マインドフルネスセンターで講師の方から伺った内容をもとに、英文サイトなどの情報も参考にしながら、まとめてみました。

 

 

1.マサチューセッツ大学メディカルスクール

 

 

概要

マサチューセッツ大学メディカルスクールの「Center for Mindfulness」です。

 

 

こちらは、ジョンカバットジン博士が創設したもので、いわばマインドフルネスの本家本元

 

 

1979年の創設以来、世界中から24,000を超える人々がMBSRの8週間プログラムに参加しています

 

 

近年のマインドフルネスの効果に関する様々な研究では、こちらで行われた8週間プログラムの参加者のデータが使われていることが多いです。

 

 

ボストンの市街地から、車で1時間ほどの場所にあります。

 

 

 

 

プログラム

マインドフルネスの本家だけあって、多岐にわたるプログラムが用意されています。

 

 

MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の8週間プログラムのアウトラインは以下の通り。

 

 

 オリエンテーション(1回)

 週1回のクラス  2時間30分(8回)

 終日クラス    7時間30分(1回)

 

 

ただ、日本に住む私たちが、週に1回だけ開催されるクラスに継続的に参加するのは、なかなか難しいです。

 

 

その場合、オンラインコースを受講するのが現実的です。

 

 

パソコンとインターネットさえあれば、自宅で同様のプログラムを受講できます。

 

 

オンラインコースには、

現地とリアルタイムで受講する「MBSR Online Live」と、自分のペースでビデオ受講する「MBSR Self-Paced Video program via Sounds True」の2種類があります。

 

 

他にも、「Mindfulness Tools」といって、5日間泊まり込みでみっちりとMBSRの実践を受講できるコースもあります。

 

 

「Mindfulness Tools」は、前後の移動日と合わせても、1週間程度の時間を確保すれば参加できるので、日本人にはおすすめといえます。

 

 

MBSRの他にも、MBCT(マインドフルネス認知療法)やその他特別プログラムなども用意されています。

 

 

指導者養成コース

医師、看護師、各種専門家などが、仕事やビジネスにMBSRを活用したい場合には、MBSRの指導者養成コースを受け、ライセンス取得を目指すことになります。

 

 

指導者養成コースは、主に5つのカリキュラムから構成されており、順を追って受講するかたちになります。

 

 

・MBSR Fundamentals
・MBSR Practice Teaching Intensive
・MBSR Group Supervision
・MBSR Individual Supervision
・MBSR Teacher Certification

 

 

これらを全て修了するとなると、かなりのボリュームになりますね。

 

 

指導者養成コースを受講するには、当然ながらMBSRの基本プログラムを終えている必要があります。

 

 

 指導者養成コースの参加要件

 ・MBSRの8週間プログラムを終えていること
 ・5〜7日間のリトリート(瞑想合宿)経験
 ・日頃の個人的な瞑想実践(最低でも1年間)

 

※MBSRの8週間プログラムは、以下のいずれかに当てはまっていればよい
 ・MBSR 8 Weeks(現地参加)
 ・MBSR 8 Weeks Online Live (オンライン・ライブ)
 ・MBSR Self-Paced Video program via Sounds True (ビデオ受講)修了かつ Mindfulness Tools (5日間泊まり込み)修了

 

 

受講料

MBSRの8週間プログラムの受講料は、450〜600ドルの幅で設定されています。

 

 

世帯収入に応じて、受講料が変動します。

 

 

オンラインコースは、現地参加よりも割高です。

 

 

指導者養成コースは、1コースあたり2000ドルくらいはします。全て受講するとなると、8000〜9000ドルくらいになります。

 

 

2.ブラウン大学

www.brown.edu

  

概要

ブラウン大学は、アメリカ・ロードアイランド州にあり、アメリカの私立名門8大学(アイビー・リーグ)のうちの一つです。

 

 

スクール・オブ・パブリックヘルスの「Mindfulness Center」は、2017年に設置されたばかりの新しい組織。

 

 

マサチューセッツ大学で続いてきたMBSRのノウハウがもとになっていますが、参加者の熟練度や目的に応じて、多様なプログラムが用意されています。

 

 

場所は、州都プロビデンスの中心部にあります。

 

 

 

 

 

 

プログラム

通常のMBSRの8週間プログラム、MBCT(マインドフルネス認知療法)の8週間プログラムに加えて、

 

 

MBSRの基礎学習や、行動・習慣の変化にフォーカスした12週間のプログラム、スペイン語のクラス、リトリートなど、さまざまなプログラムがあります。

 

 

オンラインコースももちろん用意されており、短期コース、長期コースなどがあります。

 

 

その他、医療、教育、ビジネスなど各領域の目的に合わせたMBSRのコースも各種用意されています。

 

 

指導者養成コース

ブラウン大学の指導者養成コースは、本家のマサチューセッツ大学とはまた異なるものとなっています。

 

 

ライセンス取得までには、以下のように、レベル1からレベル3まで、3つのステップを踏む必要があります。

 

 

f:id:pao-elephant:20190404182442p:plain

出典:https://www.brown.edu/academics/public-health/research/mindfulness/education-and-training/mbsr-teacher-development-education

 

 

参加するためには、通常のMBSRの8週間プログラムを修了し、かつリトリート経験が必要です。

 

 

受講料

MBSR8週間プログラムの受講料ですが、自分の経済状況に応じて、300ドル、565ドル、725ドルの3つから選ぶことができます。

 

 

オンラインでも、価格は同じです。 

 

 

 

3.カリフォルニア大学サンディエゴ校

health.ucsd.edu

 

 

概要

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSanDiego)は、カリフォルニア州サンディエゴにある州立大学です。

 

 

こちらの「Center for Mindfulness」は、マサチューセッツ大学のMBSRのノウハウを引き継ぎながらも、多様なプログラムを用意していることで知られています。

 

 

西海岸、特にカリフォルニアは日本人にとって比較的身近な場所であり、気候も温暖で過ごしやすいので、日本から参加する場合は特におすすめらしいです。

 

  

 

 

 

プログラム

通常のMBSRの8週間プログラムに加え、セルフ・コンパッションを育むための8週間プログラム、マインドフル・イーティング(食べる瞑想)の8週間プログラム、3日間のワークショップや、子供・若者向けプログラムなどもあります。

 

 

指導者養成コース

mbpti.org

 

 

こちらには、「Mindfulness-Based Professional Training Institute」という、指導者の養成に特化した組織があり、プロフェッショナルの育成に力を入れていることがわかります。

 

 

MBSR、MBCT(マインドフルネス認知療法)、MSC(セルフ・コンパッション)の各領域で、専門的なプログラムが組まれています。

 

 

MBSRのライセンス取得を目指す場合は、以下の図にあるように、5つのステップを踏む必要があります。

 

 

f:id:pao-elephant:20190404183114p:plain

出典:http://mbpti.org/programs/mbsr/mbsr-teacher-certification/

 

 

また、指導者養成コースに進むには、前提条件として、

 

 

基本的な8週間プログラムの修了、毎日の瞑想実践、5〜7日間のリトリート経験などが必要となります。

 

 

 

受講料

MBSRの8週間プログラムは、570ドルに設定されています。

 

 

指導者養成コースは、各プログラムに1000〜3000ドルくらいのコストがかかり、ライセンス取得まで全て修了するとなると、計9600ドルくらいになる計算です。

 

 

 

おわりに

f:id:pao-elephant:20190323182220p:plain

 

 

 

 

以上の3つの機関をご紹介しました。

 

 

東京マインドフルネスセンターの講師で、すでにMBSRのライセンスを持っている方は、アメリカでマインドフルネスを学ぶなら、この3つがおすすめと言っていました。

 

 

いずれも、マインドフルネスの生みの親ともいうべきジョンカバットジン博士のメソッドをもとにしていますし、エビデンスに基づいた信頼に足るプログラムがきっちりと組まれているそうです。

 

 

いずれも、素性のよくわからないような会社が経営しているのではなく、しっかりとした大学や医療機関がバックにあるので、安心して参加できます

 

 

一般向けのMBSRの8週間プログラムは、比較的安価ですし、オンラインでの受講も可能ですから、英語さえある程度できれば、そこまでハードルは高くないです。

 

 

ただ、自分の仕事やビジネスに活用するのも視野に、指導者コースを目指すとなれば、ハードルはかなり高くなります

 

 

どの大学に行っても、ライセンス取得まで、かなりの時間とコストがかかることを覚悟する必要があります。

 

 

ただ、MBSRは国家資格ではないですから、ライセンスがなければ仕事ができないというわけではありません。

 

 

MBSRの指導者養成コースはまだ受講途中でも、仕事・ビジネスに活用してすでに成果を出している方々は、日本国内にたくさんおられるそうです。

 

 

マインドフルネスは、目に見えないもの。

 

 

瞑想やヨガ教室の中には、悪質な商売をやっていたり、怪しい宗教がからんでいたりするところも少なくありません。

 

 

だからこそ、信頼できる教育機関でトレーニングを受けることで、間違いのないスキルを身につけることが、重要になってきます。

 

 

興味のある方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

 

パオ