瞑想Hack

32歳で国家公務員をやめて自由になったパオが、”瞑想ライフハック”を実践するブログ

同僚や上司の死と「働き方」について

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今日は少し重たい話題になりますが、職場の同僚・上司の死と「働き方」ということについて、私の経験談から少しお話ししたいと思います。

 

 

 

 

はじめに

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今日は、少し重たい話題になりますが、職場の同僚・上司の死ということについて、私の経験談をお話ししたいと思います。

 

 

私は、昨年の夏まで、国家公務員でした。

 

 

6年くらい、働きました。

 

 

私が働いていた組織は、国家機関の中でも、比較的小さなところ。

 

 

職員数は、1000人くらいの規模です。

 

 

1000人というと大人数に思うかもしれませんが、1年もそこにいると、だいたい顔は知れてきます。

 

 

誰がどこに異動したとか、誰と誰が結婚したとか、誰が退職したとか、そういう人事の話は、わりと筒抜け。

 

 

昔ながらの日本の会社のような感じです。風通しはあまりよくありませんね。

 

 

そして、当然ながら、職員やそのご家族が不幸にも亡くなった場合は、その知らせも、よく耳にすることがあります。

 

 

同僚・上司の死は珍しくない

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私が国家公務員として6年間働く中で、

 

 

同僚や上司の死というものが、決して珍しいことではないということを知りました。

 

 

これは、会社勤めの経験がある方なら、みなさんご存知のことかも知れません。

 

 

私がここで問題にしたいのは、働きすぎによる突然の死です。

 

 

過労死・過労自殺ということばがあります。

 

 

過労が原因であることを証明するための一定の要件を満たし、労災認定された人の数は、近年は200人前後で推移しています。

 

 

でも、これは氷山の一角

 

 

死因は、心筋梗塞とかクモ膜下出血などとされていても、明らかにこれは「働きすぎ」が大きな原因の一つにはなっているだろうと思われるものが、たくさんあるわけです。

 

 

私が、職場で見聞きしてきたケースも、ほとんどはこれに当てはまります。

 

 

もともとカラダが弱かったり、持病を抱えたりという事情はあったのかもしれません。

 

 

原因の100%が仕事だとは言い切れないのかもしれません。

 

 

でも、そばで見ていて、明らかに「最近あの人、仕事がんばり過ぎてたよね」と思わずにはいられないようなものがあるのです。

 

 

過労死ラインの目安は、月あたりの時間外労働が、80時間といわれます。

 

 

でも、東京でバリバリ働くサラリーマンの感覚からすると、「80時間」という数字は、人を驚かせるような数字ではありません。

 

 

ごく当たり前のように、月の残業100時間、場合によっては200時間ということもザラにあります。

 

 

私がいた職場もそうでしたし、民間でもそういう業界はたくさんあります。

 

 

私が見聞きしたケース

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職場における同僚や上司の突然の死。

 

 

私が見聞きしたケースを、少しだけお話しします。

 


いちばん印象に残っているのは、私が仕えていた直属の上司(課長)です。

 

 

50歳くらいの男性です。

 

 

正確には、元上司です。

 

 

私がその部署から異動して、しばらくして亡くなりました。

 

 

課長は、ある日、勤務中に、「ちょっと頭が痛い」といって、トイレに行きました。

 

 

トイレからなかなか出てこない。おかしいと思って私の同僚がトイレにいって呼びかけても、返事がない。変なイビキをかいている。

 

 

同僚は様子がおかしいので、救急車を呼びました。病院に運ばれ、意識が戻ることなく、1週間後に亡くなりました。

 

 

クモ膜下出血だったとのことです。

 

 

私が知る限り、その課長は、特に持病を持っていたわけではなく、ふつうに元気でした。

 

 

その部署はたった8人くらいしかいない小さな課だったので、私は課長とかなり近い距離で仕事をしました。

 

 

2人だけで海外出張にいったこともありました。

 

 

倒れる前日までふつうに元気だったそうですが、直近数か月は相当カラダに無理をされていたそうです。

 

 

知らせを聞いたときは、あまりに突然のことだったので、信じられませんでした。

 

 

他にもあります。

 

 

仕事でもたまに関わることのあった、となりのの部署の先輩。40歳くらいの男性。

 

 

数か月続いた繁忙期をへて、体調が悪化。

 

 

しばらく病気休暇を取られていましたが、ある日、亡くなったとのお知らせ。

 

 

あとから聞いた話では、体調が悪い中、でも繁忙期だからと仕事を休めず、ムリをされていたとこと。

 

 

また、先輩が自殺されたというのもありました。

 

 

直接顔見知りではなかったですが、数年上の先輩が、職場の近くで首を吊って自殺されたということもありました。

 

 

当時、20代後半の男性です。

 

 

さらに、まだ新人か2年目くらいの若手女性職員の突然死というのもありました。

 

 

私が6年間勤めている中で、こういうことが、年に1〜2回はありました。

 

 

そのうちの全てが、過労によるものではなく、さまざまな要因があったのだと思います。

 

 

原因があまりよくわからないものもありますし、私が得た情報も限られてはいます。

 

 

ですが、こういうことが毎年のようにあると、どうしても「働き方」について、真剣に考えざるを得ませんでした。

 

 

 

自分の身は自分で守るしかない

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上司や同僚が亡くなるというのは、すごくショッキングな出来事です。

 

 

一緒に働いていた人は、故人に対して自分が負担をかけてしまっていたのではないかと、罪悪感を抱くこともあります。

 

 

部署のメンバーがそのショックから立ち直るまで、長い時間を必要とします。

 

 

また、明日は我が身ではないかと、怖れる人もいます。

 

 

私も、時期によっては月に100時間の残業を経験していましたから、時折職場内で不幸な知らせを聞くと、「次は自分が倒れるんじゃないか」みたいな思いが脳をかすめることもありました。

 

 

結局、自分の身は自分で守るしかありません

 

 

長時間労働の問題は、人々の意識だけでは変えることができません。

 

 

制度上の問題もありますし、政治や経済の状況にももろに影響を受けます。

 

 

いくら仕事で頑張っても、適切な評価を受けられないことはありますし、いくら正論を並べても、取り入れられないことは多々あります。

 

 

「あ、ここヤバイ」と思ったら、まず逃げること

 

 

そうやって、自分の命を守るのが先です。

 

 

自分の命を守れるのは、所属長や組織のトップではなく、また政治の力でもなく、自分しかいないのです。

 

 

 

おわりに

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私がいた職場は、とりわけブラックだといわれていたわけではありません。

 

 

しかし、部署や時期によっては、過労死ラインをゆうに超える勤務実態がありました。

 

 

訃報に接するたびに、「自分はこんな働き方、ずっとはできないな」ということを感じていました。

 

 

国家公務員という地位は、過酷な受験戦争や就職試験を勝ち抜いた末に手にしたものでした。

 

 

ですが、実際に公務員として働いてみて、

 

 

毎日、人間らしく健康的な暮らしをする、これに勝る価値はないということを知りました。

 

 

世の中にはいろいろな働き方がありますが、とにかく、カラダに無理をしてはいけません

 

 

何かあってからではもう遅いです。

 

 

日頃から、自分はどこかで無理をしていないか、まわりにそういう人がいないか、しっかりとフォローしていきたいものですね。

 

 

パオ